牙 感想
「行こうぜ、アミル・ガウル」
「僕は小さい頃からずっと君を追いかけてきた。君は体の弱かった僕をいつも助けてくれたね。君が僕にしてくれるように、僕もしてあげたかったんだ。だって、不公平じゃないか、僕だけがいつも助けられてばかりだなんて。だから僕は強くなりたかったんだ。強…
「なんて暖かい光……。思い出した……、あの時、あの苦しみを癒してくれたのは。私を絶望から救い出してくれたのは。――守りたかった、強くなりたかった。どうして忘れていたんだろう……、私の大切なゼッド」
「必ずケリはつける! お前を救うためにっっ!」
「この世界に来て、俺はただ漠然と強さだけを求めていた。全ての争いを終わらせた時、俺は本当の意味で強くなれるような気がする。きっとそこに俺の望む力ってヤツがあるはずだ」
「俺は救世主になるつもりなんかねえ。――ただ、キースピリットの力に目がくらんで戦いを止めようとしないお前らが! 許せねえんだよっっ!」
「俺が救世主かどうかなんてどうでもいい。キースピリットが争いの元になっているのなら、俺が争いをやめさせる」
「なんでだよっっ。俺は嬉しかったのに! あんたが無事でいてくれて、あんたに会えて! それなのに……っ」
「ゼッド、私のゼッド、愛しいゼッド。――私はお前を愛し、お前を憎む」
「おふくろの心は、いつも違う場所にあった気がする。……俺を見てくれてたことなんて、あったかな」
ウルバークスの崩壊とシーカーズの謎解説編。
「あんなことは二度とごめんだ。俺はあんな戦いをするために強くなろうと思ったわけじゃない」
「何も残らない無意味な戦いなんか、この俺が終わらせてやる。―― 俺が終わらせるんだ!」
「絶対正義の名の元に、僕の手で、あの人達を……、死なせてあげるんだっ! 正しいんだよな!? それが、絶対規律なんだよね!? それが、僕の使命なんだよね!? 言ってくれ、ゼッド! それが正しいんだって! ゼッドっ、ゼッドっっ」「ハイラム! 俺と一緒に…
「お前にとって強くなるってどういうことだ。それはそんなに大事なことなのか?」
「安心しろ、サギリ。お前をひとりぼっちにはさせねぇ。――こんな戦争なんて、戦いなんて俺が全て終わらせてやるぜ」
「俺は……、俺はこんな戦いをするためにこの世界に来たんじゃねぇ。ノア、お前だってそうだろう」
「違う! 僕はゼッドを殺したいだなんて思ってない。僕はゼッドを乗り越えたい。でも一方で、また昔みたいに一緒に生きていきたいと思っているんだ。……矛盾してるかな」
「ノアの奴に言っとけ。会いたいなら自分から来いってな」
「……これがオレのおふくろなんだ。驚いただろ?」「はじめまして、ノアと言います」
「どうして君は本気で戦ってくれなかったんだ。真剣勝負でなくては、あんな戦いに意味はない。僕の気持ち、全然判ってない!」
「お前を倒さなくちゃロイアを助けられないのなら、倒すまでだ!」
「同情することで自分の優越感に浸っていたんだろう?」「こっちの世界に来て気付いたことがあるんだ。僕は、心の中でずっと君を憎んでた。――そう、憎んでたんだよ」
ゼッドとノア尽くしの素晴らしい萌え展開! これを待ってたんですよ! どうしても本気でノアと戦うことが出来ないゼッドと、そんなゼッドの心をノアが冷酷にぐさりぐさりとえぐる様がたまらなかったです。 そして、ちびゼッド! ちびゼッドがめっさ可愛い!!…
「ジーコ様やセバスチャン様、ミッキー、皆が私のこと大切にしてくれてる。今だって、ゼッドがこうやって」 周りの愛情に気付くことが出来たのも、ロイアがひとつ成長できた証拠だと思います。これで第20話あたりから描かれていたロイアの成長編も一段落とい…
「僕は強くなったんだ」「そんなんで強くなれるわけがねぇ。それを俺が教えてやる」 あのー、ジャウスト以外の戦闘行為は禁止なんじゃなかったですかね。あれは公務妨害に対する制裁というスタンスですか。なんにしろ医療施設内でおっぱじめるな! せめてや…
「お前の言う絶対規律など守れるか! そこを退け、ロイアを返せ!」「君は全然変わってないな、カームにいた頃と。もっと大人になった方が良い」 対立するゼッドとノア。おいおいおい、そんな簡単に相手に剣を向けてるけど、君達はお互い唯一無二の親友じゃ…
「僕は子ども頃からずっと君を追いかけてきた」「僕は知りたい、君にどれだけ近づくことが出来たのか」 前々から、ノアのキャラクター紹介には“体が弱く特殊なコルセットを常につけていなければならない。それゆえ、ゼッドの「強さ」には憧れも抱いている”と…
ノア視点の総集編+αの今日の放送。ノア編を含む5〜7話は未視聴なので内容が把握できてちょうど良かったかな、と言ってもあと数日でその話数が収録されたDVD2巻発売ですが。 異世界に来てから親切にしてくれた人達を、自分でほぼ全滅させてしまう結果になっ…
賢者会議でネオトピアで開催されるジャウストへの出場を打診されるゼッド。「ネオトピアに行けりゃなんでもいい。俺はノアに会いたいんだ」 大変素直な理由でよろしい。 ジャウスト世界戦は、現実世界でいうところのオリンピック的な理念があるようですね。…