京まふレポ2 スタジオライブと芦田豊雄展

ビジネスデー・パブリックデー合わせて2012.9.21〜9.23の3日間、京都のみやこめっせで開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2012」。略して「京まふ」。その中の特別展「スタジオライブと芦田豊雄展〜土竜の夢は続く〜」を鑑賞するため、最終日に行ってまいりました。レポは記憶を頼りに書いていますので、若干誤っているところもあるかもしれませんが、ご了承ください。特別展についてはレポ1〜2で書いています。 →レポ1 レポ2 レポ3 レポ4

「スタジオライブと芦田豊雄展〜土竜の夢は続く〜」(2)

到着時間の関係で1時間半しか京まふ会場を回る時間がなかったんですが、秘密の小部屋(特別展コーナー)には出たり入ったりしていました。
最初、一通り観終わったぐらいの時、神志那さんがいらしたようで小部屋の入口前で女性陣に取り囲まれていました。神志那さんとお話したい気持ちもあったんですが、回顧展の時とかも心臓バクバクでなけなしの勇気を振り絞ってやっと話しかけた、という状況だったのでもう自分から話しかけるとか無理〜と葛藤しながらも、小部屋内の人口が減ったのでここぞとばかりにすれ違うお兄さんを堪能(笑)。
最後に行ったのが閉会の15時まで残すところあと20分ぐらいの時。眺め終ってもギリギリまでこの空間にいたいなあと留まっていたら、先日不思議な縁でお会いしたライブの方をお見かけしたので、ごあいさつを。途中で神志那さんが小部屋内に入っていらして、ライブの方が私を紹介してくださったので、お話させていただくことができました。何というラッキー。「あ〜顔は覚えてるんだけどね〜(前にどういう会話をした人だっけ?)」という神志那さんに「『牙』の大ファンな人ですよ」的なライブの方のフォローが。牙ファンブックにゼッド描いてもらったりした人間ですが、ヘンに個体認識されていても気恥ずかしいので、顔覚えてくださってるだけで十分です。遅い時間お疲れのところをイラスト描いてくださってありがとうございました、と以前のお礼をしたかったのに、どもってちゃんと言えませんでした。脳内シミュレートまでしていたのに(してたんだ……)。『ワタル』の創世伝記とても良かったです!という話をしたところ「あれね〜かなり売れたんだよ。予約だけで結構な数いって部数増やしたんだ」とのこと。
あとは、閉会までライブの方と色々お話させて貰ってました。別に裏話とかではなく「上どころか下まではいてないって放送できないんじゃ」「そこは2次元だしアングルでうまくごまかすということで」「もし見えちゃったら何チラって言うんだろ」「それはちょっと口に出しては言えない……」とか、夕方から行われる水樹さんの神宮ライブに行かれるとのことで「ライブの時、ロイアーって叫んでみようかなって。でも、ロイア忘れられてたりして……」「いやいや、まさかそんなことは……。ゼヒ言ってくださいよ!」とかそんなんですが。3分の1ぐらいは、すれ違うお兄さんヤバイ眼鏡ヤバイと私が一方的に興奮していたような気がします。すみません……。多分神志那さんにも言ったような気がする。すみません……。馬鹿な話につきあっていただいて、ありがとうございました。閉会から5分ほど過ぎたところでまだ小部屋に10人ぐらいはいたと思いますが、回顧展アカウントの中の人の「名残惜しいけどもう終わりですよー」との声掛けで、小部屋を後にしました。
今回はもし特別展の内容がイマイチだった時は京都観光に来たってことにしとこう、と保険を掛けていたんですが、全くの杞憂に終わりました。行って本当に良かったです。すれ違うお兄さんに萌えたというのもありますが、それを差し引いても心躍る展示でした! 私は『ワタル』シリーズそのものの新作は特に望んでいないので、自分で足を運べずに他の方の感想でそれっぽいキャラクターがいると知ったら、もしかしたらあまり良い印象を抱けなかったかもしれません。でも、実際に展示を観て、今の子供に向けての作品なんだというのをしっかり感じることができたので、その上でちょっとした隠し味として(隠れてないけど)、それっぽいキャラクターが出るなら全然アリじゃないかと。きっと、スタッフさんには、今までの芦田さんが作ってきたキャラクターの集大成的な作品にしたい気持ちもあるんじゃないでしょうか。
まあ、冷静に考えると、企画が面白そうだからといって、実際出来上がった作品も面白いという保証はないわけです。面白い原作ですら映像化されたらイマイチというのはよくあることですし。でも、今からその心配をしても仕方がないし、展示でワクワクした気持ちは本物だし、回顧展や特別展のメッセージやツイッター等を見ていると、夢の実現を応援しちゃうぞー!!と思うのでした。それにしても、『ワタル』でオタに目覚めて、そろそろまったりオタ余生を送ろうと思い始めた時期にうっかり『牙』にハマった身としては、芦田さんとスタジオライブは非常に罪作りな存在です。ここまで来たらもっと罪作ってくれても良いですよ!(笑)


特別展レポはこれで終わりです。あとは京まふの他の話題(宇宙兄弟)とかに続く