京まふレポ1 スタジオライブと芦田豊雄展

ビジネスデー・パブリックデー合わせて2012.9.21〜9.23の3日間、京都のみやこめっせで開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2012」。略して「京まふ」。その中の特別展「スタジオライブと芦田豊雄展〜土竜の夢は続く〜」を鑑賞するため、最終日に行ってまいりました。レポは記憶を頼りに書いていますので、若干誤っているところもあるかもしれませんが、ご了承ください。キャラクター名等はそのまま出して問題ないという話もあるようですが、一応一部伏字にしておきます。 → レポ2 レポ3 レポ4

「スタジオライブと芦田豊雄展〜土竜の夢は続く〜」(1)

特別展は芦田さんが遺した新企画のキャラクター達を更に膨らませて展示する形でした。予想していた以上に夢あふれる空間で、夢はまだまだ途切れることなく続いていくんだ!私も一緒に新しい作品の新しい冒険でワクワクドキドキしたい!! そう素直に思える素敵な展示でした。
当日、朝6時に自宅を出発し会場に到着したのは13時半。京都(みやこめっせ)は予想以上に遠かった……。ドキドキしながら3F出展ゾーンの入口すぐそばの秘密の小部屋(パーテーションで区切られていた)へ。入口には神志那さん描き下ろしの案内板が貼られていました。最初にあいさつ文やライブの作品年表が。あいさつ文によると、今回の企画が最初につくられたのは2005〜2006年頃のようです。

設定画

そして、いよいよ展示物へ。展示は全部で50点ほどだったでしょうか。展示されている設定画は、芦田さんがデザインしたもの、それを元に神志那さんが描いたもの、全く新たに神志那さんがデザインしたものが混在しています。

  • “ミコト”/最初に出迎えてくれたキャラクターは主人公のミコト。回顧展のガラスケースの中に飾られていた彼ですね。回顧展の時は変身後の姿だけだったように記憶しているので、普通の格好は初お目見えのはず。元気いっぱいで可愛らしい男の子です。
  • わんこ/凛々しいわんこは、ミコトの相棒らしいです。わんこは人語を喋るのかなあ?
  • 主人公機のロボット。あ、ロボットが出る作品なんだ。『ワタル』の魔神よりは少し頭身高め。人格(ロボット格?)ある系?? ロボット系はライブの林さんが描かれているのが多かったかな。
  • 双子の女の子/ヒロイン? ミコトのパーティ。回顧展で展示されていたのは一人だけだったような気がします。ヒミコ系の賑やかなキャラクターっぽい感じがありますが、それが二人もいたらかなり騒がしそう(笑)。回顧展の頃のツイートに少し載ってますね(他のキャラクターも)。
  • 双子のロボット/女の子らしいデザイン。双子のどっちが操縦するかによって性能が変わるらしいです。
  • 渋いおっさん/ミコトのパーティ。見るからに女性には弱い、みたいなことが書かれていました。
  • おっさんのロボット。
  • “ガイア”“L・B”“アッシュ”/悪そうな顔なのでおそらく悪役的な役回り。回顧展で話題になっていた例の月を冒険した3人組が大人になったぽいような彼ら。回顧展と同じイラストでしたが、何かスゴイ名前がついています。ガイアという単語を見ると「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」というフレーズが頭の中を駆け巡る……。
  • “G2”/回顧展アカウントでもツイートされていたキャラクター、したちち娘。開放的でいたいから下着は付けていないそうです。その上半身の生き物はハ○なの? このキャラクターは全く新しく神志那さんがデザインしたようです。
  • “タケマル”/途中でミコトのパーティに加わるようです。忍者っぽい服装だったような。名前からして見た目はそんな感じです。これは確か芦田さんデザインでした。
  • ロボット/悪役側のロボットっぽい雰囲気。「龍とか呼んじゃうかも」と書かれてました。
  • 更にロボット何体か/これも悪役側。
  • ピアスの人/これも悪役の役回りかな。企画者さん(おそらく回顧展アカウントの中の人)のコメントで「芦田さんにあまり細かく指定しないで発注すると大体ピアスとかが付いてくる」とありました。ガ○○ーっぽい彼。雰囲気はゲームとかノベライズの方に近いかも。
  • “すれ違うお兄さん”/!!!!!!! 成長したカンジのおもしろカッコイイ人きたあーっっ!! やばい、かなり好みで萌える……! 思わず顔がニヤけてしまいました。まさかの眼鏡っ子。うっかり眼鏡属性に目覚めてしまいそうな破壊力です。このデザインはズルイ、ズルいですよ神志那さん! すれ違うお兄さんは、名前用意してもらえないのでしょうか。マク7の花束の少女的な感じ? 設定画に「髪型ウザイ」とか、企画者コメント「いけすかない」とか書かれているのが笑えます。
  • “救世主”/覆面ハイヒールの男。企画者のコメント「何でハイヒール!?」 私はあんなに高いヒールだと足痛そうだなーと。
  • “滅世主イクサ”/超強いらしい。回顧展アカウントでツイートされていたデザインですね。設定は2枚ありました。普通に考えると、すれ違うお兄さんが救世主だったり滅世主だったりするんでしょうが、何らかのキッカケで救世主→滅世主に変貌? お兄さん、名前はないけど結構おいしい役どころではありそうです。
  • ロボット/龍○○っぽい感じ? 滅世主用??

キャラクターとロボットの設定画はこれで終わりです。一応、展示されていたキャラクター達のことは一通り触れたはず。

イメージボード

設定画の次はイメージボードが10点ほど展示されていました。イメージボードは全て神志那さん。さらっと色を付けたのもありました。おそらく1話のイメージボードだと思うのですが、これがとってもワクワクするのです! 物語のフォーマット的には『ワタル』系なのかなと。主人公が異世界(心界と書かれていたような)へ行って、虐げられている人々を助けて、また自分の世界に戻ってくる。ミコトは行きっぱなしじゃなくって、行ったり来たりするっぽい。ツイートで公開されていたボードの背景に木が描かれているのが気になっていたんですが、御神木らしいです。ピンク色で塗られていたということは桜……! そして、戻ってきたミコトと桜の木の下ですれ違うお兄さん……! すれ違うお兄さん……!(萌)

続く

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