魔探偵ロキRAGNAROK〜新世界の神々〜 第4話「大いなる代償」

前回のロキに神格が戻ったところでもしや……とは思ったんですが、神の力でまゆらの記憶も息子も探偵事務所もさらっと元通りに。でも、ナルだけまゆらに「あなた誰?」とか言われたりして。ナルはロキん家に住めば無問題ですよね。私的にもおいしいし(笑)。
木下さんは以前に、殺されるためのキャラクターを作るのは気が進まない的なことをおっしゃっていたので、今回は新章だからと思い切ったのかバンバンやってるな〜しかも女の子ばかり、と思っていましたが、実は被害者はいませんでしたオチだったからなのかな。毎回同じ手を使うわけにはいかないでしょうし、これ以降はあまり殺人事件は絡んでこないのかも。殺人じゃなくても良いので、緊張感のある事件を扱ってくれたら嬉しいなあ。たまにはアホな事件でも構わないんですが。
魔女の館エピソードはこれで終わり、かな? このエピソードで玲也が復活するかと思ったのにお預けで残念。久しぶりに登場のヘーニルが「もう二度と彼女には会えない」とか言ってますが、期待持たせておいて復活しないとかはナシでお願いします。最後の「せっかくのプレゼントを無駄にしおって……」のセリフ、ヘーニルの口調じゃなくない?コイツも誰かに取りつかれているのか?まで考えて、フォントも違うことに気付きました。拡大してみるとさりげなく背景にまぎれてますが、椅子のところに人のシルエットが!? 初見で気が付かなかったのがちょっとクヤシイです。黒幕っぽいですが、あまり新キャラを出しても消化しきれなさそうなので、既存のキャラで正体を予想すると。バルドルだとちょっとしつこい感があるので、個人的にはオーディンがいいなあとか。
サブタイトルの「代償」は何を指しているのでしょうか。“目的を達するために、犠牲にしたり失ったりするもの” この場合の目的はロキに神格が戻ったこと? 失ったものは玲也? いやでも、謎が解けたらちゃんとプレゼントする気もあったっぽい?し、玲也が代償ってのは違うような気も……。まあ、あんまり深く考えてもしょうがないのかな。
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