「第65回アニメスタイルイベント 吉松孝博VSサムシング吉松」レポ5

東京とこちらの寒暖差がまずかったのか、風邪引いてレポが滞ってしまいました。行く前じゃなかったのが幸いです。
レポ内容は、記憶を頼りに書いていますので、若干間違っていたりするところもあるとは思いますが、ご了承ください(一部敬称略)。口調も適当です。  レポ1 レポ2 レポ3 レポ4

第2部 ゲスト:西村聡さん 更に続き

ボストンバッグの謎を追え

「〈吉松〉後輩が入ってきた!と思ったら、西村さんの方が学年1コ上で」「〈西村〉吉松がプロレスとか好きなのはすぐ分かったから、割と早く仲良くなったよね」「〈吉松〉でも、先輩方には不思議人物に見られてたんじゃないかと……」「〈西村〉そういえば、昔、机の下にボストンバッグ置いてたじゃない。ずっとそのまま置いてあるから、一体何が入っているんだ?と。ある日、先輩方が「今、吉松いないぞ。見ちゃえ見ちゃえ」と開けたら、バルタン星人が入ってて……」「〈吉松〉ボストンバッグは大きさがちょうど良かったんです。あれは、先輩方が机にフィギュアを飾っているから良いなーと思って。でもまだ新人だったから、遠慮して出すタイミングを計ってたんです」 結局、バルタン星人は飾れたのでしょうか?(笑)

クレジットのコダワリ

「サイバーの時、最初は“サブキャラクターデザイン”とクレジットされる予定だったのを、芦田さんが「それじゃあ吉松がおいしくないから」と“キャラクターデザイン”に変えるよう掛け合ってくれたそうなんです。これは後から聞いた話なんですけど」と吉松さん。確かに“キャラクターデザイン”と“サブキャラクターデザイン”では、やっている仕事は同じだとしても受ける印象はかなり変わってきますよねえ。
「〈吉松〉新人の頃、ある作品(タイトルは忘れちゃいました)に前々から動画で参加していたんですが、名前がクレジットされたのは最終回なんです。芦田さんが「せっかく名前載るなら最終回の方が嬉しいだろう」って」「〈西村〉芦田さんはクレジット表記にはコダわってましたね。基本的に“○○ ○○(スタジオライブ)”と出るので、結構目立って良かったです」 おお、まさかここで長年の疑問が解消されるとは。やはり意識的にスタジオライブ表記はしていたのですね。雑誌の版権とかもそうなっていたので、他の会社はそんなに表記してないっぽいのにライブだけ何でだろう?といつしか気になっていた疑問でした。知らない名前でも、自分の好きな作品(モノ)を作っている会社の所属だと知ると、それだけで好感度アップ的な部分もあったりしますよね(逆の場合もあるかもしれませんが……)。

いんどりは鳥じゃなかった

ライブが複数でデザインする際に使用していたPN“いんどり小屋”。吉松さんも入社1年目でそのいんどり小屋に抜擢され、サブキャラクターをデザインしていたそうです。ちなみにインドリは鳥ではなくサルの一種なんだとか(google:image:インドリ])。ライブに置いてあった百科事典に掲載されていたインドリの挿絵のポーズが非常にセクシーで、芦田さんはそれをいたく気に入りPNにまでしてしまったそうです。西村さんはいんどり小屋名義の作品という感じでワタルやグランを挙げていましたが、ワタルとかは“まんどりるくらぶ”じゃなかったですかね? ……インドリとマンドリル。はっ、サル繋がりかっ! マンドリルを画像検索して([google:image:マンドリル)、子どもの頃に顔がコワイと泣いたことを思い出しました。今見てもちょっとビクっとします。


続く。