シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」

2009.9.28(月)14:00 シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京
半年以上前の感想で今更感はあるものの、記録として残しておきたいので書きます。記憶がもうかなり曖昧ですが……。他にも昨年の感想2〜3本書いてないのがあるなあ。
今から約1年半前、とある番組でシルク・ドゥ・ソレイユの特集をやっていて、面白そうだけれども海外では機会はなさそうだなと思いつつ見ていたところ、東京にも常設会場がオープン予定で、しかもタイトルが「ZED(ゼッド)」だというじゃないですか! これは牙ファンとしては観に行かねばなるまい、というワケで鑑賞してまいりました。本当は10月に入ってからの方が1周年記念で色々とあったようなんですが、ライブとの兼ね合いでこの日程に。
開演前から道化師2名による観客いじり等のパフォーマンスが始まり、そのまま幕開けへ。時間に余裕を持って着席していると、ちょっとお得な気分。生歌生演奏で豪華です。そういえば、サーカスやアクロバット的なものを生で観たのは初めてです。一応ストーリー的なものはあるようなんですが、言葉が分からないせいもあってか主人公のゼッドが何者かは不明のままでした。ゼッドは特にアクロバット等をやるわけではなく、狂言回し的な役割っぽかったですね。
一番のお気に入りは、「天の誕生」のバンジーです。暗闇の中で淡く煌めいて、滑らかに空間を滑る演技がとても優雅で綺麗で魅了されました。他にもいくつか空中での演舞がありましたが、どれも空間の広がりが感じられて好きです。しかし、天井に浮かぶシンガーが出てくるたびDQのキメラが頭に浮かんで仕方ありませんでした(私のDQ知識は弟所有の4コマ劇場とロト紋のみ)。
今回は中間の席でしたが、次の機会があれば間近な席でよりダイナミックさを感じながら観たいです。初めて行く方なら、それ程広い会場ではないので後方の席でも十分に楽しめると思いますよ。