おっ、ぺれった「ちょっとノゾいてみてごらん」

おっ、ぺれった(人知れず)20周年記念公演「ちょっとノゾいてみてごらん」

2008.10.17(金)19:00〜 新宿・SPACE107

田中真弓さんの劇団「おっ、ぺれった」の公演を観劇してきました。今回で観るのは4公演目。
私がおっ、ぺれったのことを知ったのは、まだ中学生か高校生の頃、田中さんのラジオ番組で公演のチラシを希望者に送るよということで、遠くて行けないけれどせめてチラシだけでもと貰った時だったでしょうか(違うかもしれない)。いつか行けたらいいなと思ったまましばらく時が過ぎ、社会人になったある時、オフ会で東京に行く日と公演の日程がちょうどうまい具合に重なり、初めて観ることができまして。それからすっかり魅了されてしまい、次からはついでではなく、おっ、ぺれったのために旅行の手配をするようになったのでした。
今回は再演とのことですが、私は初見です。マッドハウスのプロデューサーからのお祝いの花輪を見て、マッド…牙…と反応してしまう私。前説ではドレスアップした田中さんと作・演出の永井さんのお二人が。一列目のスピーカー前のお客さんに音がうるさいかもしれないけどゴメンねとお詫びの品(テレカ)を渡していました。羨ましい。
児童数の少なさを補うため、家族参加型で行われる小学校の学芸会。そこで繰り広げられる珍騒動の数々――。いつも通り大笑いさせられた内容でした。殺陣もなかなかカッコ良かったです。先に学芸会の演目・ミュージカル桃太郎を通常の流れでやり、次に視点が切り替わって舞台の裏側(役者は基本的に観客に背中を見せている)でのてんやわんやのパニック状態を見せるという演出に、おー舞台ならではっぽくてスゴイなあと感心。おっ、ぺれったは歌入りのお芝居なんですが、楽曲もバラエティに富んでいて飽きないんですよね。♪アルツハイマー認知症〜♪なんて普通歌わないよなあ(笑)。
気になったことその1。校長よく通る良い声だなあ、ってか最近何かの作品で聞き覚えのある声の気がするんだけど思い出せない……とモヤモヤ。ホテルに戻ってから、まゆらパパだ!と気付きました。気になったことその2。髪型といいメガネといい服装といいあの小学生の格好はどう見ても33分探偵(夏ドラマで唯一視聴してました。ゆる〜い雰囲気がイーカンジ)。しかし何故ゆえそのチョイス? 何か意味が……? 田中さんのDBZジャージは分かるんだけど、とモヤモヤ。翌朝、33分探偵=堂本=金田一少年(ドラマ)、小学生=松野=金田一少年(アニメ)という共通点に気付きました。
今回の購入物は、パンフレット3冊セット、寸タラーズサイン色紙&生写真3枚セット。
おっ、ぺれったの公演は、近場に住んでいたらもう一度観に来るのに……!と毎回思うぐらいとても面白くて、大笑いできてストレス解消になります。観劇の後、ホテルの部屋でゴロゴロまったり過ごす時間もまた至福のひととき。次回公演も楽しみです。