牙オフィシャルファンブック 感想その12


久しぶりにDVD3巻を観ようと思ったら、傷がついていて映像に乱れが……。ガーン。散らかった部屋に置きっぱにしていた報いか。そのうち安いところで買い直そうと思います。

制作スタッフ座談会  その2

吉田◇彼(デュマス)がおかしくなっていくあたりは、コンテ見てみんなで「うわっ!」ってなってました。

スタッフが「うわっ」となるんだから、視聴者はもっと「うわっ」となりますよね(笑)。最初から観ている人ほどサプライズも大きいわけで、私はデュマスがちょうど裏切った回くらいからだったので、そういう意味では勿体ないことしたなーと。

長崎◇もともとあれは違うキャラだったんです。でも、ノアが(洗脳されて)変わったことを表現するために、あえてキースにしようということになって。

わざわざ相手をキースにしたスタッフの意図はこの発言で解りましたが、自分の中ではこの件がかなり大きなネックになってしまっています。シャードか何かで洗脳されたとしか思えない変貌ぶりだけどはっきり作中で示されたわけでもなく、仮に洗脳だとしても洗脳なら恩人を自ら処刑したのも仕方のないことだよねと単純に割り切ることの出来ないこのモヤモヤ感……。
ゲストではキースは気に入っているキャラクターなので、余計に引っ掛かってしまうのかもしれません。あれじゃあ、まさに殺されるためだけに生き返らされたようなものだもんなあ。

菊池◇最初の頃、ゼッドと四天王が血縁関係っていう話も出てましたよね。

やっぱりそうなんですね。他の四天王までそうだとは予測してませんでしたが、ギトラは2期OP観た時点で絶対こいつゼッドと関係あんじゃね?と思っていたので、結局本編では何もなくて肩透かしな気分でした。タスク四天王の性格が設定したものと全然違ってというのが面白い。

菊池◇(ギトラの素顔ラフ設定の耽美さに)思わず竹内さんや山口さんのところに行って「見た!? アレ、見たっ!?」って。みんなで騒いじゃいました。

光景が目に浮かぶようです(笑)。ギトラは何故あんな系統の違うデザインなんでしょうねえ。ピアニストなら儚げで端整なイメージだろう、とか?
パイプオルガン曲が毎回違っていたというのは気付きませんでした。しかし、4曲あっても一つもサントラに収録されていないという……。サントラ2の収録曲は期待していたのがあれこれ抜けていてちょっと不満。あれって誰が選曲しているんでしょうね。


続く