牙オフィシャルファンブック 感想その7

監督・神志那弘志インタビュー その4

実は最初、ノアは2クールでゼッドと対決する予定で、それから仲直りして一緒にタスカーと戦うはずだった。

2クールで仲直りの予定だったものが、あんなワカメ頭にまでなってしまうだなんて極端すぎます(笑)。当初の構成案通りなら、女性視聴者的によりおいしい展開になっていたんでしょうか。しかし、早めに仲直りしてしまったら50話の萌えシーンを拝むこともできなかったわけで。
萌え云々は抜きにしても、二人の関係が軸の一つであったならば、どういう展開になっていたとしても、もう少し掘り下げてほしかったなとは思います。展開が早いこと自体は別に構わないのですが、時間がなくて帝国少年さんの設定を活かしきれなかったという話も出ていましたし、ちょっと欲張ってエピソードを詰め込みすぎて、個々の描写が薄くなってしまった面もあるのかなと。

たとえ生きる屍になってもノアをカームに帰してやりたかった。

こういう立ち位置のキャラクターは生きるか死ぬか五分五分だなとビクビクしていたんですが(牙だしなおさら)、意外にもノアが死ぬという選択肢は全然なかったということですかね。

ダイアナは死んでません。

え、そうなんですか!? いや、決して死んでいてほしかったわけではありませんが、キャストの方々が昨年4月のジャウストトークショーでダイアナは死んでるんだってーとおっしゃっていたのですが……あれは一体。ソースは監督という話だったと記憶しているのですが(私の聞き間違い??)。そんなおめでたくない話題を文字で残すは気が引けたので自分のレポではスルーしましたが、ホント余計なこと書かなくて良かったな。作画スタッフ座談会を読んでも生きてるということで作業していたようですし、キャスト側に何故そういう説明をしていたのかが謎だ……。


しつこいですが、まだまだ続く。