スタジオライブ part3


スタジオライブについてだらだら語ろうpart3。例によって十数年前の昔話ですので、牙とは直接関係ありません。
スタジオライブ part1  part2


神志那さんが手掛けていた作品(作監以上)で、自分が観た一番最近の物はなんだろうと考えてみると、95年のガリバーボーイまで遡ってしまいました。ガリバーも日曜朝アニメで、髪の毛がつんつん逆立った主人公が手につけた装置から何かを出したりしていて、キャストは牙ではヒュー役の山口さんでした。友人の眼鏡男子もいましたね。残念ながら(?)ヒロインは胸がかなり大きかったですけど。ほとんど内容は覚えていませんが、最終回付近の録画ビデオは部屋のどこかに埋もれているかもしれません。
吉松さんの方は、たぶん96年の劇場版スレイヤーズ。その頃はテレ東系列が映らない地域に住んでいましたが、映画だけはテレ東系列の作品でも上映されることがあったので、原作すら未読なのに物珍しさと興味で映画館まで足を運んだような記憶があります。
お二方のお名前を目にすることはそれなりにあっても、手掛けている作品を観る機会がワタルシリーズ以降ほとんどなかったということにちょっとオドロキ。2000年代に入ってから、自分のチェックする新作が極端に減ったせい(年2本あるかないか)もあるとは思うんですけどね。


さて、過去2回でライブのファンになったきっかけとムックのことを書いたので、今回は雑誌におけるライブについて。

OUT(アウト)

OUTは一応アニメ誌なんですが、読者投稿ハガキが半分ぐらいを占める(しかもアニメと関係ないものも多い)よく分からない雑誌でした。購読していたのは94−95年休刊までの約1年半で、買い始めたきっかけはやはりワタルです。
そのOUTにライブの読者投稿企画ページがありました。女のコの裸イラストばかり載せていたとある号では、ページ両端にのりしろスペースが作られていて、イヤな人は袋とじにしてしまえば健全な雑誌に早変わりですよ、なんて書いてあったり。
特に印象に残っているのが「勝ち抜き乳合戦 ぱふっきゅ」。……えーと、コーナー名だけでもアレなので説明するのもアレなんですが、紐の両端に吸盤をつけその吸盤を胸に装着して2人で引っ張り合って外れた方が負けという競技(?)です。もちろん実際にやるわけではなく、あくまで投稿ハガキ(イラスト)での対決ですが。たまに投稿者だけでなくライブの方もいて、初期には神志那さんも出場されていたようです。このぱふっきゅといいショタ対談や裸サスペンダー写真といい、神志那さんの過去のメディア露出を見ながら、牙のシビア展開との激しいギャップに一人で面白がっております。

コミックPocke(ぽっけ)

最初はアニメディアの増刊として発行されていた女のコ向けのコミック誌で、オリジナルとアニパロが掲載されていました。アニパロは監督原案のサイドストーリーやキャラデさん・作監さんが描かれた物も多く、オフィシャルのパロが読める希少な機会でした。
吉松さんはサムシング名義で長期間サイバーを、神志那さんもワタル等で何度か描かれていました。吉松さんのパロはなかなかにシュールで下ネタもたまに入っていたんですが、いくらデフォルメキャラでギャグとはいえ主役が下半身丸出しリボン付きというのは、そのキャラクターの女性ファン的にはどうだったのかが気になります。ゼッドに置き換えて考えると……、ちょっと遠慮したいかな(笑)。
PockeもOUT同様すでに休刊していますが、もし存続していたなら吉松さんや作監さんの牙パロが拝めたのかもなあと思ったりはしますね。


そんなこんなで、自分のアニメ暦がライブ(ワタル)に始まりライブ(牙)に終わるというのも良いんじゃないだろうかと思う今日この頃です。