第2回ジャウスト東京(牙TCG公式大会) レポート 6

記憶のみで書いていますので、実際とは多々異なっている部分もあるとは思いますが、その点はご了承下さい。レポをまとめて読む時は、タイトルの[牙 レポ]をクリックしていただくと少し見やすいかもしれません。
→ 第2回ジャウスト  レポ1 レポ2 レポ3 レポ4 レポ5

トークショー第1部/第2部 その3

口調等は適当ですので、大まかな雰囲気を感じていただければ幸いです。ネタバレ的な話題については、個人的な判断で白黒反転なり省略なりしています。


◎ 自分の役以外で演じてみたい牙キャラクター

「特にないですね。ゼッドが好きなので、ゼッドでいいですよ」と吉野さん。「じゃあ、もし生まれ変わって演じるとしたら誰が?」 「生まれ変わったら!? ずいぶん壮大な話になったなあ。それだったらロベスですね」 雑誌のインタビューの中でも、同世代だからロベスの気持ちは分かるというようなことをおっしゃってましたね。「今やってみてくださいよー」と振るお姉さんを「今はムリ。生まれ変わったらね」とかわしてました。
堀江さんは「それこそ今は無理なので生まれ変わったらなんですけれども、キーラですね」と。ここで観客から「ええ〜」の声が(うーん、最初のキツ目のイメージのせいであまり印象が良くないんでしょうか?)。「だって、男でツンデレってなくない?」 演じてみたい理由はツンデレなんですか(笑)。今までも時々ツンデレ発言されていたし、ずいぶんお好きなようですね。とはいっても、あくまでニ次元キャラだから絶妙なバランスで許されるのであって、リアルではツンの時点でイラっと来るから付き合うのは無理だろう、とのことでしたが。
「デュケムをやってみたい」とは中本さん。「だってアミル・ガウルの攻撃、剣で止めちゃうんですよ」 デュケムしかりクラウドしかり顎にシャードマークがあるのはイイ男だという結論(?)に。そういえば、クラウドは今頃何をしているのでしょうか。


◎ 打ち上げの話

登場キャラクターがどんどん退場して入れ替わっていくため何役も兼任しているキャストの方も多く、転生システムと呼ばれていたとのこと(笑)。
製作日誌にもあったキャストの方々が監督を質問攻めにした内容については、2点ほど出ていました。一つは、ラストにゼッドがいたところはニューヨークかロサンゼルスかそのあたりのイメージだということ、もう一つは某キャラクターのことで云々。


◎ 牙のテーマは何だったのか

このお題については、皆さんかなり真面目な発言をされていました。真面目なのは上手くまとめるのが難しい……。趣旨やニュアンスが変わってしまっていたらごめんなさい。
吉野さん。 欲望によって身を滅ぼされてしまったキャラクターもいれば、幸せを掴んだキャラクターもいるが、その幸せも相応の犠牲を払った上で成り立っている。欲望のためなら誰を犠牲にしてもいいのか。求めるものを手に入れるために、どこまで犠牲を払ってそれを貫き通せるのか。牙の世界では、争いや戦争が繰り広げられているがそれは単なる舞台であって、描きたかったのは「自分との戦い」なんじゃないか。
吉野さんが話をされている途中で観客からの「(発言が)カッコイイー」という声に、「俺のターンに速攻〔カードの効果。通常カードをプレイ出来るタイミングは決められているが、速攻はいつでも(相手のターンでも)プレイ可能〕使ったな!」と(笑)。TCGの大会だけに、カードに絡めた切り返しがナイスです。
堀江さん。 ノアは絶対規律に頼り自分で考え判断することをやめてしまったが、後半でそれが崩れてしまった。絶対的なものなどこの世にはない、ということだと思う。
中本さん。 ラストで明確な答えは出されていないが、答えがないというのは逆に幾通りもの答えや可能性があるということに繋がっているんじゃないか。単純に皆幸せとは言えないが、それぞれ進むべき道を見付けることができたのだと思う。


◎ 最終回後のアナザーストーリーがあるとしたら
吉野さん曰く、もし続きがあるとしたらゼッドは出てこないと思う。ラストを見ると、彼はちょっと人でないものになりすぎた感じがあるので、ゼッドではない普通の人間の新しい物語であってほしい。でも、姿はなくともいつでも仲間達の側にいるし、必要とされる時にはきっとひょいと現れるんだよ、と。
堀江さんの番になると「ツンデレ物語だろ?」と吉野さんが即ツッコミ。堀江さんは、ノアとロイアの間に子どもができて……とおっしゃっていたんだったかな? あと、(ノアの)介護生活がどうとか。
中本さんは他のお二人のツッコミのせいで、ご本人の発言がどうも思い出せなかったり。堀江さんは「パン屋のプロジェクトXでしょう。『その時、ミッキー社長の下した決断は!』『そんな苦境の折、傍らで支えてくれたのは妻・ピーノだった』とか」(番組見たことがないのでナレ文章がよく分かりません。適当)、吉野さんは「子どもが10人ぐらい生まれて、皆『しゅー、しゅー、しゅー、しゅー、でしゅー、でしゅー、でしゅー、でしゅー』って言ってるんだろ」と。


◎ パネルプレゼント
第2部の最後にゲストからのプレゼントということで、DVD発売イベントの際に会場に飾られていたパネルにサインを入れたもの(国際アニメフェアのペーパーバッグ付き)をかけたジャンケン大会が行われました。決勝(?)で何度もあいこになった末、争奪戦を制したのは今回の体験会でも吉野さんに教えてもらった幸運の持ち主でした。すごいなあ。お姉さんも「これでもう運は使い果たしてしまいましたね」と(笑)。


各30分(どちらも5〜10分ぐらいはオーバーしていたような)、合計約1時間のトークショーはこれで終了。

レポ7に続く。次でラストです。