ワタル同窓会 レポ3(完)

※レポートの内容は記憶のみで書いていますので、言い回しや流れなどは適当です。大体の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。一部敬称略。 →レポ 1(トークショー篇その1) / 2(トークショー篇その2) / 3(上映会篇)(完)

上映会篇

約1時間のトークショーを終え、次は井内監督セレクションのHDリマスター映像での上映会です。休憩明けには、毎回『2』BD-BOX発売告知映像が流れていました。BOXにも収録されるとはいえ、TVでオンエアされている地域が羨ましい。大きいスクリーンで観てもザラつきがなく綺麗です。WEB画質の比較ですらDVDとの差がはっきり分かるぐらいですから、そりゃあ綺麗ですよねえ。そういえば、前方の席だから音響のボリュームがありすぎなのかと思っていたのですが、全体的にそうだったんでしょうか。

★第1話「帰ってきた救世主」

この回は今年1月のBD-BOX発売記念のライブ配信の際にも視聴したので、さすがに内容をはっきり覚えてました。花火しょった龍神丸が「やあ」のシーンはいいですよね(笑)。社会人になってから久しぶりに観た時、爆笑しましたもん。1話を観る度、アニメディアの読者コーナーに掲載されていた「翔龍子:母上、南斗七星があのように…」「聖龍妃:なんと(南斗)……!」というパロを思い出します。
『2』のワタルのデザインがとても好きなので、めちゃくちゃトキメキます。あああ可愛い。脚のラインもたまらないのです。
ここで、一旦15分の休憩。

★第4話「踊れウシのフラメンコ」

海火子の初登場回ということで選ばれたのかなと。
フトメンの星のフラメンコ(カスタネット)に操られているシバラクの挙動がいちいち面白い。ワタルの「おいおいおいおい、おいカバ」の言い方がまた(笑)。ワタルとヒミコとシバラクの道中は、とても微笑ましいです。それが後半シバラクが敵になっちゃうんだもんなあ。

★第20話「走れスペーストロッコ!」

かなり話数が飛びましたが、冒頭の前回までのあらすじナレーションを聞けば、話の流れはバッチリです。超便利!
戦神丸の呼び出し方は数あれど、で…でんしょ…ばと……っ。ちゃんと来てくれたはいいけれど、線路脇で鳩と共にトロッコを見送る戦ちゃん……。止めてよ!(笑) ポシェットは、ど根性ガ○ルのピョ○吉を思い出しました(確か再放送で見たことがあったはず)。

★第21話「星力パワーで大逆転!」

今回の上映会で、海火子って結構良いキャラクターじゃんと思いました。マルダルマとカクバッテルの魔神、ガン○ムですね……。
『ワタル』ではキャラ萌えやらしている腐った人間ですが、それでも魔神バトルはちゃんと面白く感じます。そりゃあ男の子はプラクション買っちゃうよね。

★第27話「闇に消えた龍神丸!」

バンハルの搭乗する黒龍角に倒される龍神丸。敵に味方にと忙しい玄田さん(笑)。しかし、このキャスティングってどうなんでしょ? まあでも当時私は多分気付いてなかったか。
フシギリを食べるシーン、『2』DVD-BOXブックレット座談会のとみながさんの「ワタルが闇の玉を持ちながらスケートで走っていくシーンがあるんですよ。で、フシギリを食べるんですけど、一体フシギリの箱はどこに持っているんだ?と。演出に聞いてみたら、「じゃあ股に挟みましょう」って(笑)。放送されたものはフレームアウトして見えないんですが、原画ではばっちり股に挟まってます」を思い出し、とみながさん作監回と把握。当たり前ですが、『2』『超』では絵柄が変わってますよね。そもそも芦田さんのキャラクターデザイン自体結構違うもんなあ。
上映4話終わって、ここで15分の休憩。

★第28話「超ファイト!龍星丸」

ワタル自身の力で、龍神丸を助ける展開が激熱です。ワタル超格好いい……!
当時はそうとは知らずに観ていましたが、重要な龍神丸パワーアップ回かつワタルとゲストキャラ(エンマ)の会話がほとんどを占めるところに、アイドルである高橋さんをキャスティングというのは相当な冒険だったのでは。でも、演技を聞くと、若干たどたどしさはあるものの、結構お上手なんですよねえ。

★第44話「復活!恐怖の暗黒龍

磔にされたワタルの拘束を、イサリビが切っているのですよね。子供の頃、イサリビは結局洗脳されていたわけじゃないのに、何で暗黒龍復活させたん?とイマイチ理解できなかったのですが、残念ながら大人になった今でもやっぱり理解しきれていない気がします。
普段遅くとも26時には就寝しているので、この辺りから時折意識を失っていました……。眠いのも辛いけれど、長時間座りっぱなしで体も痛い。

★第45話「ワタル最後の戦い!」

ワタルとシバラクが対峙するシーン、シバラクの声ではためらっていたのに龍神丸の声で剣を向けるって変わり身早くない?と観る度思っていたのですが、戦いたくない相手であるシバラク本人に斬れと言われても、そんな簡単に出来るわけがないものね……。シバラクが倒れたところに戦神丸が登場するのが、シバラクとの絆を感じて良いシーンですよね。

★第46話「そして、虹の彼方で」

ワタルと龍神丸の別れのシーンが好きです。あとはサンフェスレイトショーの時に書いたので割愛。
TV本編の上映は終わり、15分の休憩を挟んでOVAへ。

★『終わりなき時の物語』全3話

終わりなき〜はワタルナイト!でも上映されていましたが、今回も選ばれたのは『2』TV本編だと虎王の活躍が少ないからというのもあったりするのでしょうか。
BD-BOXではコメンタリーが付くそうですが、全編シリアスな展開で一体どんな話題が……。ここでもしやカットされたという健康管理の話とか!?(笑)
虎王と翔龍子は肉体は共有というのが基本設定のはずですが、終わりなき〜では聖龍殿に眠っている翔龍子の体があるにもかかわらず、虎王は別の場所に出現してましたよね? 魂だけの虎王が気合で(笑)実体化していたと解釈するなら、魔界を封印するために氷漬けにされてしまった後、ワタルの前に姿を現したのも辻褄は合うのでは?とくだらないことを最近考えたりもしました。
ラストの桜がとても綺麗。台詞がないのがまた良いのです。物語の構造上「別れ」で終わることの多いこの作品ですが、終わりなきは珍しく「再会」で終わっているんですよね。


というわけで、長丁場の上映会も朝5時頃、無事終了。会場は拍手に包まれました。パチパチパチ。何度も観てきた作品ですが、井内監督のメッセージにあった「成長物語」に注目すると、改めて新鮮な気持ちで観られたような気がしました。やっぱり『ワタル』はおもしろカッコいいぜ!!
三重野さんがトークショーの最後に「超ワタルもBD化されないのかなあ?」とおっしゃってましたが、CD-BOX発売も発表された今、超が円盤化されたらもう思い残すことはない……!!(多分)

魔神英雄伝ワタル 2 Blu-ray BOX

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