日本アニメーションガイド ロボット編

ロボットアニメの歴史がまとめられた報告書がPDFで掲載されています。なかなかボリュームがあって読むのに時間はかかりますが、『ワタル』も少し取り上げられていますし、『ワタル』にも関わられていたサンライズの井上さんの対談もあります。子ども向け作品への原点回帰的なことはここでも書かれていますね。『ワタル』が始まった頃はそんなにロボットアニメが少ない時期だったのか。報告書で取り上げられていた作品だと、あとは『パトレイバー』と勇者シリーズが好きです。記憶の中で一番古いロボットは、鉄人(カラー版再放送)かTFあたり?(もしくは特撮だけど戦隊物?)
「ロボットも顔が命、日米におけるデザイン論の違い」は興味深いお話。ロボットであってもやっぱ目が2つないとね、という。

目がなるべく平面に配置されているほうが、親しみやすいんです。大概において目の配置は平面でしょ。でもそうではなくて、こう顔の左右に配置されたデザインだと違ってくる。 

ふむ、『ワタル』の魔神は目の配置は平面ではないものの、ディフォルメされていたから子どもにも受け入れられたのかな。もちろん作中での活躍もあってこそなのでしょうが。