サンライズフェスティバル2013星彩 魔神英雄伝ワタル25周年記念トークショー&TVスペシャルセレクション レポ1

2013年8月25日(日)13時開演 in 舞浜アンフィシアター

私にとっての夏フェスといえば、劇場でサンライズ作品を連日上映する「サンライズフェスティバル」! 初年である2010年のオールナイト上映「ワタルナイト!」(トークショー及び『1』+OVA2作)に始まり、2011年『ワタル2』、2012年『超ワタル』と続き、今年はなんと『ワタル』25周年記念トークショー&TVスペシャルセレクションです!!
ディズニーリゾート内にある舞浜アンフィシアターには、開場30分前の11時半頃到着。アンフィシアターに来るのは2回目です(前に来たのはシルク・ドゥ・ソレイユの常設会場だった時ですが)。もうちらほらと参加者の方がいました。ほどなく入り口前に並んで開場待ち。とりあえず到着順で並んでいたので、そのうち整理番号順に並び直すのだろうと思っていたら、結局そのまま入場開始に。私はそれなりに前方だったので、それが整理番号順で並んだより後方でも(気合入れて取ったので整理番号は2番だった)別に構わないんですが、あれで良かったのかな〜とそこはちょっと気になりました。

25周年記念イラスト色紙

席は自由席だったので、会場に入ってまず席を決めた後にロビーの見学に。サンフェスやTVシリーズ全作品の番宣ポスターも飾られています。そして、ガラス張りの別室には作画を担当していたスタジオライブ勢(元所属を含む)の25周年記念イラスト色紙の展示! どのイラストも可愛くて格好良くて眼福眼福。らでっく2(ライブのムック)とキャラクターズコレクション(超ワタルのムック)でライブの方のお名前覚えたので、全員判ります。この人選は『1』だけでなく『超』まで含めた『ワタル』に携わっていた方々のようですね。新しく描かれたワタル達をこんなに沢山見られるなんてめっちゃ贅沢。26枚集まるところもスゴイよなあと、芦田さんのインタビュー*1の「スタジオライブの財産って、人材が全てなんです」という言葉を思い出しながら眺めていました。

トークショー その1

トークショーのレポートについては、記憶のみで書いていますので若干の誤りやニュアンスの違いなどもあるかもしれませんが、ご了承ください。口調も適当です。一部敬称略。
13時からはいよいよトークショー開始! 最初何か変な音がする?とキヨキョロしていると舞台の奈落がせり上がってきたので、まさか奈落からゲストが!?と思いきや、出てきたのはゲスト用イスとペットボトルの水。それって奈落使う必要あったんでしょうか(笑)。
司会は、今は亡きアニメ誌(?)月刊OUTのライターでもあった小林治さん。OUTは『ワタル』を多く取り上げていたし、芦田さんもコーナーをもっていらっしゃったので、少なからず縁がおありの方なんですね。サンフェス2011の前夜祭ライブ配信では、芦田さんの描かれた『ワタル』『グラン』表紙のOUTを持参されたりもしていました。続いて、戦部ワタル役の田中真弓さん、虎王役の伊倉一恵さんも登場。登場するなりスマホiPad(?)を手にするお二人。田中「観客席の写真撮っても良い?」小林「え〜基本的に劇場内は撮影禁止なんですが、お二人が壇上から撮るのはOKにします」 許可が出たので、さっそく撮影会に。自由だなあ(笑)。
撮影会が終わると、改めて田中さんと伊倉さんの紹介。前方スクリーンにはそれぞれワタルと虎王のイラストが映しだされます。……ん?このイラスト見たことないぞ!?イベント用の描き下ろし??どなたの作画??という疑問を抱いたわけですが、それは後ほど解消されるのでした。スクリーンのワタルを見た田中さんの「ワタルは変わらなくて(年を取らなくて)良いね」という言葉に「お二人も声は今でも変わらないですよ」と小林さん。「“声”は……? じゃあ、変わったのはどこなのか言ってみなさいよ」と詰め寄る田中さん。
普遍的な面白さ
小林「25年経ったわけですが、いかがですか?」田中&伊倉「25年経った気が全然しなくて、あっという間ですね〜」 楽屋でシバラク先生の年齢の話をしていたというお二人。「40歳ぐらいかと思ってたら、35歳!」「35と40と考えると5歳しか差がないからそんな違わないと言えばそうなんだけど、でも30代と40代では抱くイメージ違うよね」 10歳のワタルも25年経てば、シバラク先生と同じ35歳。当時子どもだった視聴者もシバラク先生と同じ年代になって子どもがいてもおかしくないね、という話題に観客席から「子どももファンです!」という声がかけられていました。ギャグなども時代に左右されるネタに頼り過ぎず普遍性があるから、今の子どもが観ても面白くて笑える作品なんだ、と改めて『ワタル』の良さを皆で再確認。

歴史を振り返る

スクリーンに映された資料を見ながら『ワタル』シリーズの歴史を復習。まずはTVシリーズ3作品『1』『2』『超』がキービジュアルと共に映しだされます。次にOVA2作品『魔神山篇』『終わりなき時の物語』、最後にその他メディアミックスとして、ラジメーションやCD・コミカライズ・ノベライズが紹介されました。小林「このように1988年から約10年に渡って作品が続きました。それだけ多くの支持があったということですね」 私はアニメの歴史に詳しくないのでなんですが、オリジナル作品でメインキャラクターの世代交代もなく長期間続いたのは、結構珍しいのではないかなあと思います。

というわけで、集中力が続かないのでレポ1はまずここまで。その2に続く。

田中さんと伊倉さんのブログにもさっそくレポートが上がっています。

ゲストと観客が一緒に写っている写真は最後に撮ったものですね。やった、私も写ってる♪
関係者の方々はイベント後、打ち上げされていたのですね〜。なんと!井内監督や広井さん、a・chi-a・chiの久さんまでいらっしゃるじゃないですかっ! 登壇はされてませんでしたが、あの会場にキャストやスタッフ・アーティストの皆さんと一緒にいれたのだと思うと、それだけでじーんとします。でも田中さん、「お客様が少なかった」って、それは言っちゃ駄目えぇ(笑)。まあ、どう考えてもキャパ大きすぎでしたからね。次回、こじんまりとした会場での30周年記念イベント、期待してます!!

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*1:アニメージュ2006年4月号「この人に話を聞きたい」