「10年目のリヴァイアスパーティーへようこそ!」 レポその5

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記憶違いニュアンス違いもあると思いますが、その点はご了承ください。

第3部 質疑応答コーナー 続き

Q. 過激な内容も含んだ作品だったが、テレ東的にはどうだったのか。
A. 東プロデューサー再召喚。例え裏設定を知っていても、アレコレ解釈出来る内容であっても、放送局的には映像で描写された物で判断する。描写されていない部分に何があったのかなかったのか視聴者が想像するのは自由。
後半にはキャストの方々も登場。キャスト個々への質問。
Q. <関さんに>イクミは後半壊れていったが、演じていてどう思ったか(裏設定を聞いてどう思ったか、だったかも?)。
A. まさかあそこまで変わってしまうとは想像していなかった。25話で救助が来た時にイクミは「なんでだよ……」と泣き伏していたが、そりゃあの状況でああいった展開になったら、泣きたくもなるよなあと。
Q. <桑島さんに>あおいの「そんなの困る」という台詞があったが(事故でキスした辺りだったかな)、あれは昴治を好きになるだなんて困るという意味なのか、他に好きな人がいるので困るという意味なのか、どう解釈して演じていたか。桑島さん自身としては、昴治と祐希どちらが好きか。
A. 最初の質問は、桑島さん的には前者で演じていたとのこと。「幼馴染という関係が壊れてしまうのが怖かったんじゃないですか」 二つ目の質問は、あおいを演じていたので、やはり昴治の方に思い入れがある。でも、祐希も良いですよね、と。 
Q. <白鳥さんに>最終話で昴治はチタニアに行って(ファイナに)伝えたいことがあると言っていたが、どのようなことを伝えたかったと思うか。
A. 「昴治もリヴァイアスの航海の中で、色々辛いこともありつつ成長してきたので……、えーと……」としどろもどろな感じで必死に答えようとしている白鳥さんを舞台前方に残し、舞台後方に下がって小休憩している他の出演者達(笑)。「……だから、『わかるよ』みたいなことを……」と頑張って考えた回答に「わざわざチタニアまで行って『わかるよ』の4文字! メールでいいじゃん(笑)」と容赦ない黒田さんのツッコミ。質問者さんは誕生日に困らせてしまってすみません、と。
最後は全体への質問。
Q. こずえ役の丹下さんのエピソードがあれば教えてほしい。
A. 丹下さんをオーディションにリクエストしたのは黒田さんだとか。脚本家になってからはプロなんだからとサイン貰うのは自分で禁止していたが、唯一丹下さんからは貰ったとのこと。監督的にも丹下さんはガサラキで知っていて、候補に考えていたので異存はなかった。
25話のこずえの台詞「ごめんなさい、ありがとう」は丹下さんの提案で当初の台本から順序を逆にした。そういった改変はキャラクターを損なうものではないし、むしろキャラクターを更に膨らませられるなら、大いに結構と。
丹下さんが休業(昨年復帰)したのはもしかしてリヴァイアスの……?という関さんの冗談口に、声優休業とリヴァイアスの放送終了時期が被っていたが、仕事の方向性の関係等での休業でリヴァイアスが原因というわけではない、と監督。
桑島さんは、打ち上げか何かの時、言葉で言おうとすると嘘臭くなってしまうので、丹下さんとただ無言で抱き合ったとのこと。
Q. リヴァイアスで思い出に残っているシーン等は。
A. 関さん。25話の救助が来るシーン。ここで外したら今までの積み重ねが無駄になると気合を入れて演じていたし、先輩の愛河さんに「あんた、ちゃんと演技出来るんだね!」と褒められて嬉しかったとのこと。あと、間に挟まっていた演歌が流れるチロルチョコのCMが印象に残っていると(笑)。
桑島さん。21話の昴治とあおいの号泣シーン。何度もやり直しをさせられたとのこと。白鳥さんも同様のシーン。
黒田さん。カレンの台詞「やりたいことに優先順位をつけて、出来なくても良いから覚悟を決めるの。そうすればたいていのことは出来るわ」を書けたこと。この10年間で実際そうやって乗り越えてきたこともあった。
名残惜しくもついに終了の時間とになってしまい、それぞれから観客へのメッセージ。
関さん。誰もが知っているメジャーな作品ではないが、色々なところでにリヴァイアスを知っている人に会った。最初に「覚えてません」発言をしたのと同じ口から「未だにイクミが抜け切らず、リヴァイアスと共にあった10年だった」と(笑)。監督の作品にまた出演したいとも(ガンソードにはゲストで出た模様)。監督は「今、スネオになっちゃったからね〜」。
桑島さん。今まではベテランに囲まれることが多かったので、同世代が大勢いる現場は初めてだったので嬉しかった。音楽も良くて、オッリヴァイアス、オッオッリヴァイアス♪みたいな曲(たぶんサントラ1のRevise Us)が好きだった。当時は20代前半でまさしく青春だったとのこと。
白鳥さん。10年後にもまたこうやってイベントをやりたい、出演者はかなり様子が変わっているかもしれないけど(笑)。今日の観客は日本人ばかりだけれど、海外にも広めてもらって10年後には国際色豊かな感じで、と。
監督。「他のところでも話したけれども、番組終わった後のオフ会が……」という言葉に、パーティー開始時は上映会で締めはオフ会と来たか!と両方参加していた身としてはそこで胸が一杯になってしまい、その後の発言が耳を通り抜けてました。とほほ。白鳥さんにも言われたので、10年後にもやれればみたいなことはおっしゃっていたかと。

パーティー終了

実質3時間に渡る宴もあっという間に終了。帰りにはルクスンがお土産として平井さん描き下ろしポストカードを配布していました。会場になったピンクビックピッグのブタさんに乗ったネーヤが超ラブリー。まさかこういうプレゼントがあるとは思っていなかったのでビックリしました。
物販はアートワークス、廉価版DVD-BOX、ライト3巻セットで特典として、それぞれ監督・黒田さん・平井さんのサイン入りカード付き。一応買えるだけのお金は持っていったんですが、今までもう十分すぎるぐらい貢いだし今回はいいよねとパス。オフ会メンバーの中には、すでにアートワークス持っているのに、有燐堂トークショーに参加するために1冊、サイン入りカードのために更に1冊と計3冊所持のつわものも。
テーブルに配布されていたチラシが、リヴァイアスのキャラクターに当てはめたタイプ別のオススメ本チャートという形式だったんですが、昴治タイプが格闘技の技法書とか、イクミタイプが第三帝国とか、ファイナタイプが秘密結社というナイスチョイスに笑ってしまいました。ちなみに私は昴治タイプでした。リヴァイアスが誕生した1999年はこんな年だった!というリーフもあって、主な事件や流行等が。7月は「空から恐怖の大王が降りてこなかった」って(笑)。放送開始日の新聞一面やテレビ欄も掲載されていました。


パーティ自体のレポはこれで終わり。長かった……。後は2次会や個人的な感想です。