DVD　第三章永遠の絆 2　その1

第10巻　第36話〜第39話収録　初回封入特典：特製キャラクターカード（ダイアナ）・ブースターパック第4弾　映像特典：TVCM集（カードCM第4弾・DVD第2章）・DVD限定予告編

第36話「よみがえる翼」

ゼッドの決意に呼応したアミル・ガウルの復活、そして脅威的な力を持つエクスマキーナを倒すため、ノア（サチュラ）だけでなくヒュー（プロニモ）までもが共に立ち向かうという展開が熱い。
ゼッドとサギリが瓦礫の中でちょこんと座っているのが何だか可愛らしくて、「お兄ちゃん」と抱きつくシーンがまたたまりません。

第37話「首都陥落」

赤かったアミル・ガウルがゼッドから放出されたエネルギーを受け、鳥の姿に変形。鳥になっただけでも驚きなのに、ゼッドの中に戻ったら今度は腕が石化？してしまって、おいおいまた引き篭もるのかよみたいな。しかし、復活したアミルが赤かったのはどういった意図があったのかが未だに謎です。
エクスマキーナを倒した途端、間髪入れずにゼッドとノアに攻撃を仕掛けるヒューは流石です。ゼッドは電撃攻撃に弱いね。
ノアが強さについて語っているシーンは、「ゼッドのために」が根本にあるのだと思いながら聞くと、何と言うか……ねえ。ゼッドとしては結局、ノアに憎んでいると言われても自分にとって彼が大切な友人なのは変わらない、というところに落ち着いたんでしょうかね。そのあたりの描写がもうちょっとあると良かったのにな。

第38話「終わりなき戦い」

ハイラムの首根っこを掴まえて、ヒューの前に引き摺り出してきたゼッドは大物すぎる……。最初は遺体を引き摺っているように見えてビビりましたが。
「正しいと言ってくれ、ゼッド」のあたりのノアの演技が良いなあと思います。拠り所にしていた絶対規律が崩れ始めて揺らいでいるいる様がよく表れていて。しかし、あの精神状態でなお「ハイラム様がいないとネオトピアは」と言えるノアもすごいぞ。
久々にエグイシーンも登場。スピリットに喰わせるのは……せめて腕を残したりせずにキレイに食べておくれ……。ここでふと疑問が。スピリットのエネルギー摂取ってどうなっているのでしょうね？ダメージを受けてシャードに戻った場合回復させなきゃならないでしょうし、宿主であるシャードキャスターのエネルギーを吸い取っているということなんでしょうか。そう考えるのが一番自然な気はしますが、本編上は特段そういった描写はないですよね。スピリットにエネルギーを搾取される分、シャードキャスターは大食いとかそういった描写があったりすると分かりやすいんですが。

第39話「開眼」

クライマックスのゼッドVSヒューのスピーディで迫力あるバトルは燃えます。メルマガで触れられていたDVDでは加工前の本来の映像で〜という部分なんですが、私には正直違いがよく分かりませんでした、ごめんなさい。同時に流して比較すればもう少し分かりやすいのかもしれないのですが（一応DVDとビデオを交互に切り替えながらは見てみた）。たぶん動きにぼかしをかけていたのが取れてハッキリクッキリという感じなのかな？少なくとも流血表現が加わってゼッドが返り血を浴びるというような類ではないことは確かです（それは嫌だ）。
ヒューはとても魅力的な悪役でした。ストーリーの盛り上がりにも大きな役割を果たしたキャラクターだったと思います。DVD収録には関係ありませんが、提供バックにヒューの遺体を持ってきちゃうスタッフのセンスが好きです（一応世間的にはクリスマスイブなのに）。
この巻に収録されているここ一連のゼッドは本当にカッコよくて惚れ直しましたよ。初期の頃を思い起こすと尚更ですよね。ゼッドの真っ直ぐさがとても好きです。時間をじっくりかけて成長してきたんだなあというのが感じられて、それを見守るのがとても楽しかったです。

その2に続く。