ABmotion

だからというわけでもありませんが、今日は(たぶんも明日も)別の作品の話題です。
今月28日発売の『ABmotion(あぶもーしょん)1巻』/みささぎ楓李著。
元々95〜98年にかけて発売されたこの作品、掲載されていた雑誌も休刊になり、コミックスもだいぶ前に絶版となっていたのですが、何故か突然今になって改めて発売されることに(8/4の雑記参照)。
こっちは明日入荷だと思うので明日買いに行くつもりですが、表紙が新規描き下ろしかどうか知りたくて検索したところ、オンライン書店で表紙画像を発見。
http://books.rakuten.co.jp/infoseek/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1704562&fl=1
描き下ろしなのは嬉しかったのですが、嫌な予感もあたってしまってなんだか複雑な気分。
みささぎさんはオリジナルデビュー作であるABm自体、多少ほもくさい話ではあったんですが、すっかり今はBLジャンルの作家さんになられたようで(みささぎさんの場合、BLよりJUNEと言う方が合ってるかもしれない)。
今回の復刊は、最近みささぎさんのファンになったような読者をターゲットにしていると思われるので、表紙を描き下ろすならやはりBLモノっぽい雰囲気にしそうな気がするなあと思ってたんですよ。元の表紙はキャラクター1人ずつで表紙だけならほもには全然見えなかったのになあ。
新装版の表紙だけ見ると、どっちが受なんだか攻なんだか分かんないですね。6年も経ってるんだから絵柄が違うのは仕方ないですが、真室(赤メッシュ)が大人びちゃってて残念。みささぎさん、最近は大学生とかオヤジとかを描く方が多いようなので、真室タイプは描けなくなってしまったのかも。私は格好良いより可愛い真室の方が好きなんだけどなあ。
いかにもBLモノっぽい感じの装丁にされてしまったのは正直嫌ですが(表紙はともかく帯がなあ)、中身自体は変わらないわけだし、新しい読者が増える機会が出来ることは嬉しいです。

AB motion 1 (ピチコミックス)

AB motion 1 (ピチコミックス)